秋晴れ 暖かいです ― 2021年10月13日 13時27分44秒
イチイの木
・日本全国に分布するイチイ科(イチイ属)の常緑針葉樹。
まっすぐに伸びる幹と円錐形、葉陰に垣間見える深紅の果実、
庭園の主木、生垣に使われシンボルツリーとして重宝されています。和風のイメージが強い。オンコとも呼ばれ、北海道や東北北部などではアイヌ語名あるいは東北地方の方言に起因する。
オンコとして親しまれ、別名(古名)のアララギも短歌雑誌「阿羅々木」によって広く知られる。
・イチイという名は、飛騨山地の位山のイチイを用いて、位が高い神官用の上等なシャクを作り、正一位を授けた(最高級の木として認定)ことによるとする説もある。
・ほとんど目立たないが、サクラが咲く頃(3~4月)に花を咲かせる。雌雄異株で雌株に咲く雌花は緑色で鱗片に包まれ、雄株に咲く雄花は10個の雄しべが集まって球状になる。雌の木になる赤い実の果肉のような部分(仮種皮)は甘く、食用や果実酒用となる。しかし、中に包まれる種はタキシンというアルカロイドを含む有毒性であり、飲み込むと痙攣を起こし、最悪の場合、呼吸困難で死に至ることもある。
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